料亭 濱乃家は大正7年の創業当時より、地元の名士や多くの文化人が集う
「大人の社交場」として誕生しました。
格式のある名店、憧れの料亭として代々にわたり愛され賑わっていました。
当時は大きな宴席を主体とした座敷や空間はめずらしく、
秋田では時代を先取りした料亭でした。
多くのみなさまにおめでたい祝いの場としてご利用いただき、
数々の結納や祝言がこの場所でとり行なわれてまいりました。
今までとかわらずお客様と共に時代を歩み、
おもてなしの心を込めて地域に愛される老舗として時代に寄り添い、
今までの御贔屓のお客様には懐かしい良き時代を彷彿させる憩いの場として、
新たなお客様には伝統と歴史を継承しこれからの時代を共に刻み、
かわらぬ伝統と地域の皆様に寄り添う場所として
「かわらぬもの」と「寄り添うもの」をテーマに
新たにな門出と様々なシーンを演出する場所をご提供いたします。
大広間は「濱乃家」の象徴となる迫力ある空間で、祝いの場にふさわしいお部屋です。
畳60畳の広さに4メートルの高さを持つ天井。そこに大きな格子を取付け、格式の高い空間になっております。
復元された大正時代の大きなシャンデリア、ダウンライトや間接照明の光とともに、大切な祝いの席を華やかに演出いたします。
静謐で格式を感じさせる空間です。
昔ながらの巧みな技術や粋な仕掛けをお楽しみ頂けます。
会食はもとより、結納や対談などにご利用いただけます。
障子や窓の竹細工が所々に施され、
新たに柿渋と金の染料を使った襖紙で竹林を彷彿させる演出を施しました。
匠の技を随所に見ることができるお部屋です。
見事な木彫りの梅が印象的な梅の間。
天井からの梅の花を連想させる和紙の照明と紅色の漆喰の壁で、
松や竹の男性的な印象とはひとあじ違う、女性的な印象のしつらいを施しております。
花嫁の控えの間にふさわしい、格式の高いお部屋です。
平成25年11月のリニューアルの際、新しく登場した空間。
お食事のご案内までの時間、結婚式のゲストを迎え入れる際にお使いいただけるスペースです。
豊かな自然を模した庭には、茶道裏千家十四代家元・千宗室(淡々斉)設計の茶室「有竹庵」あり、格調高い茶会席を催すことができます。また、中庭の枯れ山水は見る人の心をきっとなごませてくれることと思います。
名物きりたんぽ鍋やだしセットなど濱乃家のオリジナルギフトを各種販売いたしております。
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